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アロマを学ぶ、アロマで暮らす



2年後の、「大人の『あせも』」

暑くなってきてますね。
早くも「夏日」なんて言葉が聞こえてきてます。

で、ここのところ、どうやらこちらに「大人のあせも」を検索して辿り着いて下さっている方が多いようで。
以前の記事「大人の『あせも』」がヒットしてるのかな?

読み返してみれば、丁度2年も前の記事なんですね。
なので、おさらい、+、2年経って付け加えられそうな事を、いくつか書き足そうと思います。

あせもが出来る理由は、皮脂や汗が、毛穴に詰まってしまうため、です。
なので、対策としては、
1.通気性を保つこと
2.分泌される皮脂や汗をよく吸着させること
3.かゆみを抑える処置をすること

が良いと考えられます。

で、2.のために、あせものできる箇所にパウダーをはたいておくと良い、というのは、大人も子供も同じだろう、ということですね。
適しているパウダーは、(ナチュラル系素材であれば)
・カオリン、又はカオリンを含有するホワイトクレイ
・重曹
・コーンスターチ

などが挙げられます。
(記事当時、私が使ったのは、ホワイトクレイでした。)

カオリンは、さらさらと細かい粒子で、吸湿性が高いので、余分な皮脂や汗などを吸着する性質があります。また、殺菌作用、炎症抑制効果もあるようです。
また、ホワイトクレイは、クレイの中でも比較的マイルドで初心者や敏感肌向きだと言われます。
コーンスターチについては残念ながら詳しくは知りませんが、保護や吸着のために洗顔剤に入れられたりするとの情報がありました。手作りコスメ・パウダーものではよく見かける素材ですよね。
重曹も、汚れを落とす作用が強いです。
カオリン(やホワイトクレイ)、重曹に対してコーンスターチを混ぜるのは、「落とし過ぎる」リスクを減らすためだろうと考えます。
ちなみに、重曹よりもカオリンの方が肌当たりは良いと思います。

このパウダーベースだけでも、十分「シッカロール」的役割は果たしてくれると思います。
精油を使うなら、ラベンダーかティー・トゥリーが良いでしょう。


痒みを抑えるには、
・芳香蒸留水をボディローションのように使う
・ジェルを作り、芳香蒸留水や精油を混ぜる
・あせも対策用クリームやオイルを使い、擦り込む

等が良いでしょう。
暑い季節なので、べたつくのは嫌な方には、ジェルをお勧めします。
ジェル基剤も販売されていますし、水分にキサンタンガムを加えてジェル状にすることもできます。が、水分しかないと精油は溶けないので、精油と水分をつないでくれるものを使用する必要があります。

精油の選択には、殺菌、抗炎症(消炎)、痒みを鎮静する、といった効果が期待できるものを。
また、あせもそのものは収まったけど、跡が気になる…という場合には、ターンオーバーを促進してくれるものを。

特に痒みを抑えてくれる精油には
・カモミール
・ラベンダー
・ティートゥリー

など。また、虫さされ用薬品のように「すー」っとしたい場合には、
・ペパーミント
・バーチ
などをブレンドするのがお勧めだと思います。


とにかく、
・通気性を保持し、汗を吸わせ、清潔に保つ
・かきこわさない

の2点にくれぐれも留意して、真夏日を乗り切ってください!
by riccasnow | 2007-06-13 22:32 | シーズンヘルス
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ユキ改めriccaと申します。JAAアロマコーディネーター。NPO法人スウィング・アロマ製品担当講師。セッションは「メニュー」でご覧ください。

by riccasnow
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